カバーモデリング

書き出したイメージを元に、カバーのモデリングを行います。

カバーのモデリング手順

防水カバーをどのようにしてモデリングをしたのかを記載します。カバーの破損がしにくい工夫をしております。

  • これまでに作成したモックアップデータを元にカバーを作成していきます。ホルダーの時と同じように防水カバーの元となる立方体をコントローラーより少し幅広く作成します。コントローラーにかぶせるカバーなので、ホルダーの時のようにフィレットをかける前までは遡りません。
  • コントローラー上のジョイントの原点を使って頂点を合わせます。
  • コントローラーの上部、下部をそれぞれコピー&ペーストし、それらに合わせて結合でコントローラー部分を切り取ります。 すると図のようにコントローラーの形が切り抜かれました。
  • コントローラーの部分が切り取られましたが、コントローラーの背面がまだ不要なので、不要部分をスケッチで投影して不要な部分を切り取る準備をします。
  • プロファイルを押し出し、切り取ります。
  • ホルダーの鍵穴部分を作り込んでいきます。
    ホルダーの厚み分だけ外に面を出します。
  • 直角になっているので、斜面にします。
  • 反対側も同様に作業を行います。
  • シェルを使って、コントローラーの形状にします。
    カバーが必要な部分などの微調整を行い、最後にボタン部分のモデリングを行います。ボタン位置確認用ゲージを作成しているのでここでボタンの位置に関する調整は不要です。
  • ボタン部分を押し出し、オフセットが完了すると、カバーの形状が見えてきました。大まかに全体像が見えてくるとホッとしたりテンションが上がってきます。
  • ここから細部を作り込んでいきます。
    ホルダー側の鍵穴をスケッチで投影します。
    一気にせずに楕円の部分、円の部分を行います。
  • 両方向に押し出しで切り取ります。
  • ホルダー側の鍵穴の楕円の部分が終わりましたら、次は円の部分を同じ手順でスケッチで投影します。
  • こちらも同様に、両方向に押し出しで切り取ります。
  • 同じサイズだと鍵穴に入らないので、0.3mmオフセットで広げます。ついうっかりと、同じサイズにしてしまいがちなので気を付けましょう。(私だけかしら…)
  • 端から破損や亀裂が生じるのを防ぐ為に、矢印部分の端全体の厚みを厚くしていきます。
    実際の破損状況はこちらから。
  • 端からの破損を防ぐ為に端の厚みを付けます。厚み分の境界線を作るために、カバーの端から-2.6mmほど内側に面をオフセットします。(青色になっている部分です。)
  • 先ほどオフセットした面を、サーフェス延長で必要に応じて延長します。
  • 延長されました。
  • カバーを複製し、サーフェスに沿ってボディを分割します。
    複製したカバーや、サーフェスは不要なので、除去します。先ほどのサーフェスは、この分割を行うための工程になります。
    最後に1.3mm面をオフセットし厚みを持たせます。

断面図

断面図がこちらです。ボタンも押せるように適度な隙間がありますね。

図面

図面は、6面図に加え拡大図なども書けるのでとても便利です。 値を可視化すること、設計仕様と見比べることができ、必要に応じて変更する箇所が見えたり、もっと深堀しないといけない部分が見えてきます。 鍵穴部分はこうしてみるととても分かりやすいです。

カバー第1号完成