イメージの共有

いきなりモデリングに入る前に防水カバーのイメージを共有できるように図面に起こします。

基本設定の確認を行いましょう

まずはこれまでに作成したモックアップを図面で出します。Fusion 360の基本設定で図面のところの設定が"第三角法"になっているか確認し、なっていなければ下記手順で第三角法に設定を行います。

6面図を作成し、アイデアスケッチの準備をします

6面図を作成します。

第三角法に設定し、6面図を作成すると下記のようになります。イメージが湧いてきますね。

コントローラーの防水カバーのアイデア図を書き出します。

次にFusion 360でモデリングに入る前に、コントローラーの図面を1:1の比率で2Dで起こしそれぞれA4サイズに設定し、一枚ずつ印刷します。そこに今度は思い描いているカバーの形状を書いていきます。

  • 背面のイメージ。背面の細部までは考えてなかったので実際に書き出すとなると手が止まりました。他の個所から作成することによりイメージすることができました。
  • 真横のイメージ。カバーとホルダーは別々に作り、二つを繋げることを想定しています。
  • 後方部分。コードが抜ける穴がちゃんとありますね。
  • 上からのイメージ。覆われていますね。
  • 底のイメージ。カバーがずれたり落ちないように回り込んでいます。
chihiro memo

カバーのイメージ図を手書きで一つ一つ丁寧に書き出しました。
カバーの着脱可能、車イス昇降時にカバーが落ちないかなど考慮し、ボタン部分の防水カバーと、防水カバーを止める為の機能を持つホルダーとに分けることにしました。
書いていると、頭の中では完結していても実際に矛盾が生じることがありました。そんな時は簡単にでもいいのでイラストなどを描書くことで見えてくる部分がありました。

書き出すことにより細部が見え、確認事項、課題が見えて共有しやすくなりました。

  • 藤川が作成したイメージ図を元に、足立さんが懸念事項、細部をどう詰めるかという話になります。カバーを落ちないようにするにはと、いくつか案が上げられました。
    カバーを装置する前の仮固定をどうするか(赤文字)、ベルトをコントローラーの上に渡して固定するか(案(1)青文字)、またはコントローラーの傾斜を利用してホルダーはコントローラーの後半まるっと包み込むか(案(2)緑文字)という案が出てきました。
  • 採用されたのは、日常的に使われている鍵穴を使ってカバーとホルダーを別々に作り、そしてつなげる方法に決定しました。つなぎ目部分の案。よく利用されている鍵穴形式を採用しました。デザイン案の段階ではクーラーのリモコンの裏側が鍵穴形式でしたので参考にしました。

カバーのデザインレビューを行います

  • カバーの厚さは、1.3mmにします。
     サンプルの厚さと、強度の兼ね合いで作って強度が低いようなら上げていきましょう。
     素材はエラスティックレジンです。
  • カバーをホルダーに引っ掛ける部分は、テンションがかかるので厚みを増すことにします。
  • カバー先端は日常生活を送るうえで衝撃を受けやすいのでこちらも厚みを増すことにします。

厚さ、懸念事項をイメージ図と共に意見を出し合います。

chihiro memo

0からのカバー作りなので、カバーの厚みは出力のサンプルの厚さから検証したり、身の回りのものを参考に厚みや長さを決めていきました。
また、その数値で大丈夫かどうかの懸念事項も出し判断することにしました。

カバーのイメージ確定