奈良と言えば鹿。
そして、小学校の修学旅行ぶりに奈良に行くことになりました。
そして忘れてはならないのが春日大社!
世界遺産なんですね。←
朱色の建物が印象的で、歴史を体で感じられる。なんて素敵なんだろう。
と、どんなところか、実際に検索して調べました。
写真を見ているとちょっと気になる写真ばかり。
そう、写っているのは階段ばかり。
バリアフリー化が進んでいると、数枚スロープのお写真があってもおかしくはない。
嫌な予感がする。
「春日大社 バリアフリー」
と検索すると、一見段差はあるけど行けそうという感じになりますがよく読んでみると…
「 本社に上がるには6、7段の石段があります。要介助」
「 駐車場から本社近くまではスロープがある参道があるため、比較的楽に移動できますが、本社付近は石段があり、車いすの方は参拝の際に数名の介助が必要です。」
・・?要介助?
・・数名の介助・・?誰が・・
自分たちで要員を用意することか?
春日大社の方が手伝ってくれるのか?(まさかー)
電話したほうが早いと思い、電話をさせていただきました。
春日大社敷地内のようなPDFファイルがあったので、それを開きながら。
「本殿は行けますか?」
→ご本殿には数段の階段があります。
(電動車いすだと厳しいな・・)
「では、その周辺の若宮15社めぐりは段差がないルートなどありますか?」
→数段段差があります。と、念のため、確認もしていただけましたがやはり段差があるようです。
(今回は断念しよう)
ということで、春日大社に行ってみたかったのですが、今回は見送らせていただくことにしました。
その前に、春日大社までのアクセスを調べていて、そこは難なくいけるということでしたので、9割行く気でいただけに、ちょっとしょんぼり。
奈良交通さんのご対応はメールですがレスポンスが早く、とても丁寧でした。
その後、春日大社から行き先を変えて可能な行動範囲を洗い出してやり取りさせえいただきましたが、ノンステップバスが常時走っている印象がありました。
ワンステップの場合、お手伝いをしてくれるようです。
はい、実はプランBも今回は実行されることなく帰ってくることになりました。
この日はとても寒くて寒くて、難波駅で乗り換えの際に、予想以上の寒さに急遽プランを白紙に戻しそのまま目的地に行くことにしました。
読み返してみると、奈良ってバリアフリーな街じゃないのか、という印象を与えてしまってはいけないので、一言だけ。
奈良全体ではバリアフリーに対する姿勢があるみたいです。
下記のようなサイトが出てきました。
https://narashikanko.or.jp/barrierfree/
後、実際奈良に行って駅員さんや会場のスタッフさんと接することがありましたがとても穏やかな人が多い印象がありました。
今回のことで、世界遺産が必ずしもバリアフリーであるというこちらの勝手極まりない固定観念は捨てないといけないなと思いました。
この機会に、他の世界遺産はどうなんだろうと思って調べてみたら、よく似た感じでした。
高校の修学旅行の時に首里城に行きました。
2003年の出来事ですが、当時でも半分近くは昇降機などを使って中まで入れました。
今、検索するとなかなかバリアフリーになっているようでした。
おそらくこの経験が落とし穴のきっかけになったのだろうと思います。
全て回って見るということは困難なことだと思います。
しかし、半分くらいはせめて対応していってほしいなぁと思いました。
2020年にオリンピックパラリンピックが控えている国のバリアフリー基準がどのへんかというのが、最近やたら気になっていたり、諦めていたり。バリアフリー化云々の話ではなくてそれ以前のラインに立ててすらないと思う。
まぁでも少しでも、良い方向に向かってくれるように、そして誰かに届くように、と思いを込めて書かせていただきました。
~追記~
このことを投稿したら、下記素敵情報をいただきました。
奈良おでかけ安心サポートマップ